Q.開局までの経緯をお聞かせ下さい。
A.今から6年前になりますが、近畿情報流通局が地域向けのFMづくりのマニュアル本を作り地域情報の活性を促しました。当時、私は千葉テレビの番組制作を手掛けており、テレビ関係の知人の協力を得ながら、FM事業に着手しました。
Q.開局までの苦労をお聞かせください。
A.地域のコミュニティーFMは、多くの制約があり電波範囲や周波数など様々な問題を抱えておりました。数十回の電波実験を行いながらより広く、より多くの市民に聞いてもらえよう検討を重ね、今年の7月に市原FM「コズミックウェーブ 76.7」が開局しました。
Q.どんなFMにしたいですか。
A.番組制作にあたり、地域に根付いた放送を心掛けております。主役は、あくまでもリスナーです。①地域イベント
生放送番組②防災対策③企業情報や企業CM④市内の天気や交通情報⑤市民1万人出演キャンペーンをモットーに番組づくりを行っております。
Q.生放送についてお聞かせ下さい。
A.市原市民祭りや高滝湖の花火大会、その他各イベントの実況中継などを行っています。市原市民祭りでは、踊り会や出店者、来場者などに呼びかけ、「市民の声」を集めた番組制作ができました。又、市原市の南総消防団が、県大会で優勝したとき、大会会場にいけない人達にタイムリーな情報を伝えることができ、多くの反響がありました。
Q.防災に関する放送についてお聞かせ下さい。
A.過去の大震災ではライフラインが止まり、被災者は、情報を知る術として地域FMに頼りました。これは、地域のFMだからこそいち早く、安否情報や配給場所、避難場所などの詳細を発信できると思います。
Q.企業情報や企業CMについてお聞かせ下さい。
A.コミュニティーFMは、地域の人が、地域の人に、地域の情報を、聞いてもらうものと思っております。その為に市内の商工業者が、会社の情報を発信する機会に利用して頂き、事業の発展に少しでも貢献できればと考えています
只今、開局キャンペーンとして市民1万人出演キャンペーン(無料)を実施しています。キャンペーンは、多くの市民や商工業者に出演して頂き、リスナーが増えるのを期待しております。
又、商工会議所の会員様のCMに関しても、20秒500円と低額に設定しています。季節的、スポット的な集客や年間を通じた広告活動の一つに利用していただければと思います。
Q.最後に事業PRをお願致します。
A.皆様で作り、皆様とともに成長できる企業を目指しております。番組に関する感想や要望、出演に関することなどお気軽にご相談下さい。
(i-message2009年10月号掲載)
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